あすかの日常

春を待ち、夏に焦がれ、秋を染めて、冬に散るなら。

雨の音と眠れない夜

 

今日はやることが多いから、きっと書く時間ないんじゃないかと思って、夜のうちに書いて、予約投稿をセットしている。

だからこれは昨日書いたもの。まぁここ2,3日のものは全部そうと言えばそうなんだけど。改めて言うと変な感じ。

(投稿されるのは明日なのに、明日読む人に合わせて明日のことを今日、今日のことを昨日って書いてるの、不思議な気持ちになるね)

 

昨日は雨がひどかった。窓にぼつぼつ当たる雨の音。地面の水たまりに雨が落ちて、はねる音が家の中に響いていた。風も強くて、木が大きく揺れていた。明日、枝が折れていないかチェックしなくちゃ。

本当に、まるで「台風でもくるのかな」なんて思うような夜だった。天気予報を見ているから、今日の天気も、明日の天気も、台風のことだって知っているけど。

 

最近、眠れない日が続いていて、そのせいか朝寝起きが悪い日が何日もあった。

朝はブログの更新や読書、ヨガなんかをすると決めている。特に天気が良い日には、散歩に行くこともある。しかし、ここ最近は、そんな活動的な朝は過ごせていなかった。

代わりに朝出来ない分を取り戻すように、夜はなにか書き物をしていることが多かった。1日のやることを終えて、お風呂や夕食なんかを済ませた後の、寝るまでの自分の部屋で過ごす時間。といっても、我が家の各自の部屋はほとんど寝るためだけの部屋で、家族は23時や24時にならないと自分の部屋には戻らない。私もその時間までは、居間で家族と話していることが多い。最近どんなニュースを見たとか、新しい本が届いただとか。最近「SPY×FAMILY」というアニメをみんなで見ていて、その解説動画なんかを見たりもする。あとは昔のディズニーのパレードの曲を聴いて懐かしがったり。昼間は各自、自分のすべきことをしているので、家族で話すのは夕食から寝るまでのこの時間に集中している。

さて、皆が「おやすみ」と言って自室に行くとき、私ももちろん自分の部屋に行く。しかし、部屋に来て、布団に入っても眠れないことのほうが多い。

眠れないと思いながら布団にくるまって、余計なことを考えてしまうくらいなら、なにか書いたり、本を読んだりしている方が気が楽だった。朝やる予定のことを先に終わらせておくのも、なんとなく安心した。少しくらい寝坊しても、朝の準備に手こずっても大丈夫って思えたから。

 

暗い部屋、布団の中にいると、いろいろな声が私を責める気がした。そんな状況は私をさらに眠れなくする。でも昨日はそんな声も全部、雨が消してくれた。暗い部屋に響くのは雨音だけで、体に優しく音が染み込んでいく。そんな気がした。

 

雨音を聞きながら本を読んでいたら、不思議と落ち着いて、眠れるような気がした。

雨だって悪くない。そんな風に思えた夜だった。

 

さぁ、今日は通院の日。それにやることもいっぱいだ。今日もゆるゆると行きましょう。

それでは。