あすかの日常

春を待ち、夏に焦がれ、秋を染めて、冬に散るなら。

恵那峡

 

 

遊覧船に乗ってきた。

 

恵那峡を30分間のクルーズ。

なにも知らずに乗船し、放送で「30分間の遊覧となります」と聞いたときには、「30分も乗っているのか、途中で飽きないだろうか」と思ったけれど、あっという間の30分で、とても楽しめた。

 

船は思ったよりもずっと速い速度で、ぐんぐん進んでいった。

途中、カモたちが横を泳いでいたり、いろいろな水鳥たちが、岩にとまっている様子が見られた。

船に乗っている間、岩の名称や、まつわる話、まとまって泳ぐカモの種類などを説明してもらった。

岩は、たしかにそう聞くと、そういう風に見えるなと思った。星座もそうだが、名付けた人たちは、想像力が豊かだと思う。

 

遊覧船で揺られている間、窓の外には普段とは全く違う景色が広がっていた。

私は不思議な形の岩や、突然現れる砂浜のような場所を見る度、「ディスニーのジャングルクルーズって、やらせや誇張じゃなかったのか」と思った。

それくらい、「作り物なのでは」と思うくらい、不思議な形の岩や、岩壁がたくさんあった。

遊覧船に乗るのも初めてだったので、船長さんの運転の仕方、、説明を聞きながら「ジャングルクルーズって、本物を再現していたんだ……」と変なところで関心してしまった。

 

初めての遊覧船は、とても楽しい思い出となった。

乗っている間は天気も良く、遠くまで見ることが出来たし、たくさんの鳥も見られた。

 

また機会があれば、遊覧船に乗ってみるのも良いかもしれない。今よりもっと、気軽に旅行ができる日が来ることを祈っている。